ALI PROJECT POISON LIVE [2009年10月05日(月)]

4日はパシフィコ横浜のALI PROJECT TOUR 2009 POISON〜毒を食らわば皿まで〜に。初めての地元開催でもあり、数量限定グッズなどもあったので、全席指定にもかかわらず午前中に行列


とってもいい天気で日向では暑い位。入場口側からはぷかり桟橋ごしにレインボーブリッジが見渡せて、改めて横浜の観光地ぶりを感じます。

時間があったのでうろうろしていたら、ちょうどアリカ様の入りに遭遇!

早く並んだおかげで限定のくろうさぐるみぃも買うことができました。何でも30分ほどで売り切れたとか
後でHPで販売するようですが、ヤフオクなどで凄い価格になりそうな気がします。
それから開演まで時間があったので浜スタで野球観戦。うまい具合に試合終了まで見てからパシフィコに。このようにチャリで市内を疾走できるのも地元ならではで助かります。
到着した頃にはあたりは薄暗くなっていて、折りしも入港する光の塊のような船が、一日遅れの中秋の名月を引き連れてくるようでなかななかいい感じです。

舞台装置はだいたい前回と同じで、上のステージには髑髏の手すりが並び、階段の下には花台の上に白と黒のうさぐるみぃが並んでいます。階段の右側には西太后が座るような椅子が設えられ、左側には片倉さんのキーボード。カメラやマイクのスタンドにも金色の龍が巻きついています。
やがてドラアグクイーンの持つ大きな扇の陰に隠れてアリカ様着席。曲が始まり扇が別れアリカ様が登場すると、クイーン達は扇を振って踊りだします。
以前ふくやまジックヴックの中で、アグネスチャンが早替りするのに扇の陰に隠れて袖から出て来るシーンが描かれていましたが、やはり中国風なのでしょうか(でもあれは香港だし30年近く前の話だし)なんてついつい思い出してしまいました。曲は「地獄の門」から「戦慄の子供たち」「わが揩スし悪の華」と一気に盛り上げていきます。アリカ様は「地獄の門」のジャケのような中国風の衣装で、中央にピンクの牡丹・左右に黄色の菊のついた大きな帽子が重そうです。
ここでようやくご挨拶。パシフィコ横浜は以前水樹奈々さんに招待されて観客として来て、回りの男の子が総立ちで、飛んだり跳ねたりして"お前らちょっと落ち着けよ"とか思ったりしたそうです。アリプロのコンサートではもっと上品に。でも他の会場では曲によってはドラアグ達が手拍子を煽って皆してくれるけど、よく考えるとアリプロの曲は手拍子がし辛いですよね、と笑いを誘っていました。また「POISON」は"毒"をテーマにどの毒を使おうか、とどっぷり浸って考えたとき、まず「地獄の門」から中国風な格好もしているので、阿片のイメージの曲を作ったけど、シーンとか憧れはあるけど実際には吸わないですよ。この人吸いそう、という中に入るかもしれないけど、そういう人に限って吸わないし、そういうものに溺れるのは頭の悪い証拠です、なんて時事ネタも笑えました。
次の「阿芙蓉寝台」は、なぜか前から中国が好きだけど、ちょっとずつ毒を盛られて殺されたお姫様が、自らの体内に溜まった毒で復讐し、共に屍となり愛し合おう、という怖く素敵なロマンチックな歌、と紹介してくれました。それから「北京LOVERS」いかにもアリプロらしい曲調です。
ここで「地獄の門」のジャケ撮影で杭州の近くのテーマパークに行った時の話。心の中にある美しい上海のイメージの「上海繚乱ロマンチカ」と、前に歌った中国語の「緋紅的牡丹」。この曲はアリカ様が書くには珍しいラブソングで、切ない美しい曲だなあと思って(昔書いた曲はどうやって書いたか忘れてしまうので、他の人の曲のように客観的に聴けるとか(^^;)といかにもアリカ様らしい話をしていました。ドラアグ達が客席に降りてきて花弁を振り撒いていましたが、なかなか凄い光景です。
その後アリカ様は一旦退場、バイオリンソロからのインストゥルメンタルに。普段太田さんの超絶技巧を間近で見ているので、あまり新鮮味はありませんでした。そして「POISON」の"黒うさぎ"の衣装で登場。タイトルに因んで毒の話や歌詞を読み解くのも楽しみの一つで、授業より勉強になるかもしれない。自分にとっては中学生の頃の教科書に安部公房が載っていたのが、十代の多感な時期にあのシュールな世界を知る、という点で非常に意味があった。また座右の銘の話では、アリカ様は好きなことはとことん追求するという感じで"毒を食らわば皿まで"と"目には目を歯には歯を"で、やられたらやり返す、特に男の子は売られたけんかは必ず買ってください、と煽っていました。それから今回の衣装に合わせてぬいぐるみがあったらいいといったら勇侠会が造ってくれた。限定品で争奪戦が繰り広げられているようで、今日来たら白いうさぎもいて、ネットで売るかもしれない、とさりげなく告知もありました。次はいっぱい動物が出てくるやさしい歌で、あまりECOECOと騒ぐのは好きではないけど、地球には動物も人間も同じ自然の中で生きている。生まれる前はライオンだったかもしれないし蟻んこだったかもしれない。そう思うと優しくなれる。生まれ替わりといえば自分はどうも吟遊詩人と騎士だったようで、戦って戦い続け合間に歌っていたようで、それを思うと優しい気持ちにはなれません。ついつい戦え戦えという歌を作ってしまう今日この頃です、なんて話を聞くと、それで最近それ系の曲が多いのかと納得できてしまいます。曲は「Animals on the Earth 」と「神風」
後ろの映像はいかにもそれっぽいものでしたが、富士、桜の後ラストに星条旗というのはどうなんでしょう。アリカ様は、今年は大和ソングの新しいのはできなかったけど、今自衛隊の本とか読んでるので来年は出来ると思う。曲は何曲あるのかわからないくらいあって、コンサートでは新しいアルバム中心になってしまうから、ここはアンケートでもとって“生で聴きたいアリプロソングBest20”を選んでもらってやるのもいいかなぁ、と。でも1位「ピアニィ・ピンク」とか…やりたくないのはやらない、ということにすると、いつもと同じになってしまう。「ピアニィ・ピンク」の1位はないでしょうけど「Wish」は…やりますよ。片倉さんも先月出した新曲も“これ何だっけ”なんて判ってなくて。でも東芝の頃の曲がランクインしたら、ちょっとやだなぁ。なんて是非アンケートやって欲しいですね。個人的には「恋せよ乙女」とか「エスカルゴ嬉遊曲」(もろ東芝だったり(^^;)「GOD DIVA」なんて聴きたいですね。続いて好きな曲だけど息切れがするので控えていた、という「暗黒天国」から「極色一代女」
ここでステージから一同退場。終わりと思った一部の客が変な手拍子をする中他のツアー会場のバックステージや打上げの映像が流されました。携帯の着信音で“Noblesse oblige. 今後も救世主たらんことを”には笑いました。
それから「処女懐胎、あるいは白骨塔より少女達は飛翔する」「亡骸の女」以前は自分がそうだったからかもしれないけど少女の曲ばかりだったのが、“亡國”あたりから“僕”になってきたようで、その方が感情が入るのはなぜでしょう。また、“アリプロの詞は判りづらい”とよく言われるけど、この「亡骸の女」も実際に床に倒れて天井を見上げた実体験が元になっていて、まったく非現実というわけでなく理解できる人にはわかると思う、といつもながら歌詞の一言一言を大切にしているアリカ様らしいお話でした。
続いていけいけの曲で「お毒味LADY」「暗黒サイケデリック」「裸々イヴ新世紀」あたりが一気に怪しげな雰囲気に包まれます。そういえば「宇宙かけ」のテーマはなぜ途中で変わってしまったんでしょう。よく合っていたと思うんですけど、“大人の事情”ってやつでしょうか。
ここでメンバー紹介。インガさんはどうしたんでしょう。
次は「亡國覚醒カタルシス」「月蝕グランギニョル」 この曲を聴くと、未だに Star Pine'sのAVENGER LIVEを思い出します。あれが本格的にアリプロにハマるきっかけになったのですが、もう6年も前なんですねえ。老けるわけです。
ここでまた一同退場&アンコール手拍子から「墮天國宣戦」のPV上映。海賊とリボンの騎士をイメージしたそうですが、なかなか凛々しい姿です。そしてアリカ様がそのままの衣装で登場。「この國の向こうに」本当に“僕”だとより気持ちが入っているようでいい歌詞です。それからPVに流れた「堕天國宣戦」 フェンシングもやろうと思ったんだけど白い服を着なきゃならないし3ヶ月で飽きちゃうし(_ _;)それからイベントなどの告知。来年は月光ソワレ復活だそうで、もう今からワクワクです。
そして最後はやはり「未來のイヴ」アリプロといえばこの曲です。本当にアリプロを堪能した一日でした。









